2020年11月に2022年3月期を初年度とする3カ年中期経営計画を公表しています。
当社グループではこの3カ年を、短期業績回復を実現し中長期的な成長基盤を構築する期と位置付け、事業基盤の再構築と利益率の向上に向けた各種施策を進めていきます。

1. 事業環境

婚活市場

日本国内の人口は減少傾向であるものの、未婚化・晩婚化によって独身人口はこの数十年増加傾向が継続しています。また、婚活サービスの利用率は年々増加しており、2019年の婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は13.0%となっています。
未婚化・晩婚化による独身人口の増加によって、婚活サービス利用者は増加すると見込んでいます。さらに、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、「パートナーがほしい」と考える方が増加すると同時に、オンラインの婚活サービスへの関心も高まっています。

ウエディング市場

婚姻組数は年々減少しているものの、結婚式等を全く実施しない「ナシ婚層」はこの数年約20%と大きく変わらず推移しています。こうしたなか、当社の事業領域であるカジュアルウエディングについて、当初5~10年後に実施割合が約50%まで拡大すると見込んでいましたが、今般の新型コロナウイルスの影響により急速に増加すると予測しています。とくに、フォトウエディングについては、新型コロナウイルス拡大前と比較すると実施割合が約2倍になると予測しています。

2. 3カ年経営方針と業績計画

3カ年経営方針・業績計画

新型コロナウイルスの影響を加味しても、当社事業領域の婚活・カジュアルウエディングともに大きなビジネスチャンスがあると見込んでいます。一方で、2021年3月期の当社業績計画は売上高47億円、営業損失20億円と、新型コロナウイルスの影響を受け、カジュアルウエディング領域を中心に短期的に収益及び財務状態が悪化しています。
これらの状況をふまえて、当社グループではこの3カ年中期経営計画のテーマを「Re-FINE」と定め、短期業績回復を実現し中長期的な成長基盤を構築する期と位置付けました。3カ年の売上高年平均成長率約46%、最終年度の売上高147億円、営業利益27億円、営業利益率18.6%以上をめざします。

3カ年経営戦略

短期業績回復を実現し、中長期的な成長基盤を構築する3カ年と位置付ける

3. 3カ年事業戦略

婚活領域 結婚相談所等

収益力強化と新規顧客開拓で事業利益率40%へ

カジュアルウエディング領域 ①スマ婚シリーズ等

コスト構造改革とプロダクト再強化で3年以内にコロナ前売上高へ

カジュアルウエディング領域 ②フォトウエディング「LUMINOUS」等

展開エリア拡大により第三の収益源へ(グループ売上高の20%・事業利益率30%以上)

4. 財務戦略

財務方針

当社の財務状態をふまえて、財務基盤安定化のため、エクイティ・ファイナンスによる資金調達を実施します。調達資金は、コロナ禍で大幅に伸長するフォトウエディングの設備・人材投資をはじめ、利益改善のためのシステム投資、借入金返済、運転資金に充当し、3カ年中期経営計画の実現をめざします。
また、2022年3月から9月の期間に債務超過解消を見込んでおり、その目途が立った時点で株主様への還元を強化する予定です。