中村 美佐子Misako Nakamura
- タメニー株式会社
- 婚活事業本部
- PA事業部
- 上野・船橋ブロック
- マネジャー
- ※所属は掲載時点のもの
会員様ともメンバーとも、対等に向き合い
言うべきことを臆せず言える関係性でありたい
2011年3月中途入社。16年間続けてきたアパレル販売職から心機一転パートナーエージェント(現タメニー)へ。新宿店で成婚コンシェルジュの基礎を身に付けた後、千葉店立ち上げ時の店舗長や関東ブロック長などマネジメントを経験してきた。休日は夫と共にラーメン屋めぐりをするのが楽しみ。
Interview
言いにくいことも踏み込んで伝える。それが会員様の成長につながると知った。
16年という長い間、接客の仕事をしてきたとはいえ、婚活はまったくの異世界。入社当初はどのように会員様をサポートしていけばいいのか分からず、なかなか交際や成婚につながるサポートができずにいました。そんなとき当時のマネジャーに言われたのが、「もっと踏み込んだアドバイスをしていい」ということでした。会員様は自分ひとりでは婚活がうまくいかず、どうしていいのか何が悪いのか分からずにサポートを求めている方がほとんどです。だからこそ気付いたことや気になることがあれば、言いにくいことでもしっかり伝えることが大切だと言われたのです。よいところを見つけて褒めつつ、改善すべきことも臆せずお伝えしていく。それが成婚につながる一歩になるのだということに気付かされました。早速アドバイスを実践してみると、「指摘してもらえなかったら気付かなかったです」と感謝され、見違えるように素敵になっていかれたことが印象に残っています。
いつでも何でも相談できる、そんなマネジャーでありたい。
踏み込んでアドバイスをした方が成長につながるのは、実はマネジャーとしてメンバーと接するときも同じ。これも入社当時のマネジャーに身を持って教えられました。その人は決して上から目線で指導するのではなく、いつも私と対等な目線で一緒に成長するかのように改善点をアドバイスしてくれました。マネジメントを任されるようになってからは、私もいつもそうありたいと考えてメンバーに接しています。
自分にも多くの担当会員様がいる中で、メンバーのマネジメントも行うのは簡単なことではありませんが、常に心掛けているのはどんなに忙しくても耳は澄ましておくことです。遠くでボソッとでも困っている声が聞こえたら、すぐに手を止めて声を掛けに行きます。そうすることで、「今聞いたら悪いかな」とか「こんなこと聞いてもよいのかな」などと思わせず、いつでも何でも相談していいという雰囲気をつくり出せているのかなと思っています。
人と人をつなぐ奇跡をつくり出せている喜びを味わえる仕事。
成婚コンシェルジュは人生経験豊富な比較的年齢の高い人が多いですが、会員様によっては歳の近い成婚コンシェルジュを希望される方もいるので、だんだんと若いメンバーも増えてきています。この仕事で一番大切なのは、経験よりも素直さだと思います。何か間違ったことをしても失敗を認めて謝れること。そして何をどう間違えたのか丁寧に報告し、改善に向けたアドバイスを吸収できること。それができれば、婚活サポートに必要な知識やスキルは入社後しっかり身に付けることができます。
自分のした紹介やアドバイスが、ひとつの出会いになり、交際に発展し、成婚やその後の幸せな未来につながっていくというのは、奇跡のようなことだと思います。出会いがなくて悩んでいた会員様が、私のご紹介したお相手を「この人しか考えられない」と言ってくれるまでになる。奇跡をつくり出せている喜びを味わえる本当にやりがいの大きな仕事です。
私が「よりよい人生をつくる」ために
担当している会員様にもマネジメントしているメンバーにもアドバイスしていることですが、「歩み寄る気持ち」が大切だと思います。ちょっとしたことでも相手と意見が食い違ったとき、自分の意見ばかりを押し付けるのではなく、相手がなぜそう思うのか、なぜそうしたいのかにしっかり耳を傾け、お互いに歩み寄っていくことがよりよい人生につながるのではないかと思います。もし、まったく歩み寄る気持ちがなかったなら、独りぼっちになってしまうこともあるかもしれません。些細なことでも話し合い、一緒に前に進むことを大切にしていきたいです。